SAPIX国際教育センターでは、1月7日(金)~2月5日(土)の期間中25日間で、「帰国入試対策講座 ―入試直前対策コース―」を実施しました。本講座は、高校受験をお考えで、入試直前期に帰国する中3海外生・帰国生を対象とする短期集中講座。ここでは講座の概要や帰国生入試の情報についてお伝えします。
帰国生に特化した学習内容で 合格に必要な力を鍛える
「帰国入試対策講座 ―入試直前対策コース―」の特長は、各科目の授業や模擬試験、模擬面接、エッセイや作文の添削指導などを通して、帰国生入試で重要なポイントを全て網羅できることです。直前期ならではの総まとめ授業とテスト演習を中心とした内容で、合格に必要な力を最後まで鍛え上げます。
アメリカ、ヨーロッパ、アジア、時にはアフリカなど、世界のさまざまな国と地域から受講生が集まります。早慶高などの3科目受験校だけでなく、都立日比谷高や開成高、筑駒高といった5科目受験校を目指す受講生も数多くいます。そんな幅広い志望校に対応するため、単元ごとの必修ポイントを総まとめする理社の授業や、作文・小論文対策の授業を開講。英数国の3科目に加えて選択して受講することで、万全の態勢で入試に臨むことができます。
本講座は、帰国生が苦手としがちな分野を克服したり、強みを伸ばしたりするため、指導方法も工夫しています。国語では漢字に苦手意識を持つ方が多いことから、毎日の朝礼で漢字テストを実施。英語は、現地校やインター校出身者は高いレベルにあるものの、感覚で解いてしまうことが多いため、細かな語句の知識や文法、解答手順などを丁寧に指導します。また、近年では滞在先で塾に通う生徒も多いことから、以前に比べると数学の得意な生徒も増えました。それでも演習不足であることは否めないので、本講座では数多くの問題をこなすようにしています。
志望校を想定した模擬面接 オンライン対応も
帰国生入試では多くの高校が面接試験を実施していて、学校ごとに特徴があります。青山学院高ではグループ面接を実施し、英語での質疑や受験生同士で質疑をする場合があります。学芸大附高では例年グループディスカッションを実施していましたが、2021・2022年は個人面接に変更されました。慶應湘南藤沢高では2022年から面接形式を変更。一般的な質疑応答に加えて「250語程度の英文を音読の上、内容に関しての質疑応答」がありました。
「帰国入試対策講座 ―入試直前対策コース―」では多種多様な面接試験に対応するため、週2回、授業後に模擬面接を実施。受講生は面接時の注意点や所作などについてレクチャーを受けた後に模擬面接にチャレンジします。各校の形式に合わせた質疑で英語面接にも対応し、面接後には気付いた点などをその場ですぐにフィードバック。対面での受講が難しい生徒にはオンラインでの模擬面接も行いました。
SAPIX国際教育センターには、開設以来30年以上にわたる帰国生指導のノウハウやデータが蓄積されています。豊富な経験・情報をベースに的確な受験指導を行い、これからも皆さんの志望校合格を全力でサポートしてまいります。
- 高校受験 帰国入試対策講座 中3オンラインコース
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4月より開講!オンライン双方向授業で、海外にいながら受験対策を進めましょう。
対象 海外にお住まいの中学3年生
科目 [必修] 数学・国語
[選択] 英語授業日・時間 [必修] 週1回(土曜) 17:30~21:30(120分×2コマ)
[選択] 週1回(金曜) 19:30~21:30(120分×1コマ)詳細 » 講座ページをご確認ください